飲食店をはじめとした店舗運営において、美味しいドリンクや冷たい料理の提供に欠かせない厨房機器。中でも日々の営業でフル稼働している機器のひとつが製氷機です。しかし、店舗の長期休業や季節ごとの入れ替え、あるいは店舗改装などのタイミングで、製氷機を一時的にストップさせる場面もあるでしょう。
そんな時、「ただ電源を切るだけで良いのだろうか?」と疑問に思ったことはありませんか。実は、製氷機は正しい手順で電源を切り、適切に保管しないと、内部でのカビの発生や水垢の固着、さらには故障の原因につながってしまいます。いざ営業を再開しようとした時に、氷が作れない、あるいは不衛生な氷ができてしまうというトラブルは、飲食店にとって致命的です。
本記事では、厨房設備のプロフェッショナルである株式会社Y・U・Sが、製氷機 業務用 の電源を切る正しいタイミングと、長期休業時の適切な保管方法について詳しく解説します。また、冷凍 冷蔵庫 業務 用 や 業務用食洗器 など、他の主要な厨房設備の休業対策についても触れていきますので、ぜひ参考にしてください。
目次
製氷機の電源を切るべきタイミングとは?
日々の営業終了後に、電気代の節約のために製氷機の電源をこまめに切るべきか迷う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、結論から申し上げますと、通常の営業時間外(夜間から翌朝までなど)の短時間であれば、電源は入れたままにしておくのが基本です。
製氷機は、電源を入れるたびに製氷サイクルをゼロから開始するため、氷ができるまでに時間と電力を消費します。頻繁なオンオフはかえって電気代を増加させたり、コンプレッサーに負担をかけたりする可能性があります。
では、電源を切るべきなのはどのようなタイミングでしょうか。それは「数日以上にわたって製氷機を使用しない場合」です。具体的には以下のようなケースが該当します。
・お盆や年末年始などの長期休業 ・店舗の改装工事に伴う一時休業 ・季節限定店舗でのオフシーズン ・長期間にわたる機器のメンテナンスや修理待ちの期間
これらのように、3日〜1週間以上氷を使用しないことがあらかじめ分かっている場合は、衛生面や安全面を考慮して、計画的に電源を切り、適切な処置を施す必要があります。
長期休業時の正しい保管方法:5つのステップ
製氷機の電源を切る際は、単にスイッチをオフにするだけでは不十分です。内部に水や氷が残ったまま放置すると、雑菌やカビの温床となります。以下のステップに沿って、確実に作業を行いましょう。
ステップ1:貯氷庫内の氷を完全に取り出す
まずは、スコップなどを使って貯氷庫内の氷をすべて取り出します。残った氷が溶けて水になり、そのまま放置されるのを防ぐためです。
ステップ2:電源を切り、給水栓を閉める
操作パネルのスイッチを切り、必ずコンセントから電源プラグを抜くか、ブレーカーを落としてください。その後、製氷機に繋がっている水道の給水バルブ(元栓)をしっかりと閉めます。
ステップ3:内部の水を完全に抜く(水抜き)
製氷機の内部(水皿やタンクなど)には水が残っています。取扱説明書の手順に従い、排水用のドレンキャップやバルブを開けて、機器内部の水を完全に抜いてください。この水抜き作業は、特に冬場の凍結防止や、長期間の放置による水腐れを防ぐために非常に重要な工程です。
ステップ4:各パーツの洗浄と拭き上げ
水が抜けたら、水皿、散水パイプ、フィルターなどの取り外せる部品を外し、中性洗剤を使って丁寧に水洗いします。貯氷庫内も柔らかいスポンジで洗い、洗剤成分が残らないようにしっかりと水拭きをします。その後、乾いた清潔な布で内部の水分を完全に拭き取ってください。
ステップ5:扉を開けて十分に乾燥させる
水分を拭き取った後も、目に見えない湿気が残っている場合があります。仕上げとして、貯氷庫の扉を少し開けた状態にしておき、数日間かけて内部をしっかりと自然乾燥させます。完全に乾燥したことを確認してから扉を閉め、ホコリを避けるために必要であればカバーなどを被せて保管します。
業務用冷蔵庫や業務用食洗器の長期休業対策も忘れずに
店舗を長期休業する際、製氷機だけでなく、その他の厨房機器のメンテナンスも不可欠です。
冷凍 冷蔵庫 業務 用 の場合
長期間使用しない場合は、中に入っている食材をすべて出し、電源を切ります。製氷機と同様に、庫内を中性洗剤で清掃し、パッキン部分の汚れも念入りに落とします。カビの発生を防ぐため、扉を開放して完全に内部を乾燥させることが重要です。なお、短期間の休業で電源を入れたままにする場合でも、賞味期限切れの食材の処分や庫内整理は行いましょう。また、業務用冷蔵庫のコンデンサーフィルターの清掃もこの機会に行うと、再稼働時の冷却効率が良くなります。
業務用食洗器 の場合
業務用食洗器も、庫内に水が残っていると悪臭や水垢、カビの原因になります。電源を切り、給水栓を閉めた後、庫内の水を完全に排水します。残菜フィルターや洗浄ノズルを取り外してきれいに洗い、庫内全体を清掃した上で、扉を開けてしっかりと乾燥させてください。洗剤の供給装置がある場合は、洗剤が固まらないようにチューブ内の水抜きや洗浄が必要なケースもありますので、メーカーの指示に従いましょう。
これらの機器も、適切な休止手順を踏むことで、営業再開時にスムーズかつ衛生的に使用することができます。
厨房設備の販売・設置・保守なら株式会社Y・U・Sにお任せください
ここまで、製氷機をはじめとする厨房機器の休業時の取り扱いについて解説してきました。厨房機器は定期的なメンテナンスと正しい取り扱いによって、その寿命を大きく延ばすことができます。しかし、日々の業務に追われる中で、機器の不調や複雑なメンテナンスに不安を感じることもあるのではないでしょうか。
私たち株式会社Y・U・Sは、冷蔵機器や熱機器から、水道設備、電気設備、空調設備に至るまで、厨房づくりの全工程を各領域の専門スタッフが責任を持って担当いたします。最大の強みは、販売から設置、保守メンテナンスまでを自社でワンストップ対応できる点です。これにより中間コストを大幅に省き、高品質なサービスをリーズナブルな価格帯でご提供することが可能です。施工の仕上がりにおきましても、メーカー様で直接ご購入される場合と同程度の高い水準を維持しており、ホシザキ様や大和冷機工業様といった業界トップクラスのメーカー様からも継続的にご依頼をいただいております。
もちろん、導入後のアフターフォローや保守においても、メーカーと緊密に提携し、お客様が安心して長期間ご利用いただけるサポート体制を整えております。信頼性・品質・コストパフォーマンス。 これらすべてを満たす、お客様の店舗運営における「最適なパートナー」であり続けるために、株式会社Y・U・Sはこれからも目の前のお客様に誠心誠意向き合い続けてまいります。新規店舗の立ち上げに伴う厨房機器の選定から、既存設備の入れ替え、定期メンテナンスのご相談まで、厨房のことならどのようなことでもお気軽にお問い合わせください。