業務用冷蔵庫やスチコン、製氷機といった厨房機器は決して安い設備ではありません。だからこそ「あと何年もつのか」「壊れる前にサインはあるのか」は、飲食店の経営者にとって切実なテーマです。それでは、実際の現場では厨房機器は何年目で寿命を迎えているのでしょうか。株式会社Y・U・Sは、東京都・埼玉県の飲食店経営者・オーナー・店長200名(30代以上・男女)を対象に、厨房機器の耐用年数と寿命サインについてアンケート調査を実施しました。
株式会社Y・U・S SURVEY DATA
エリア:東京都・埼玉県
30代以上・男女
N=200
実施:2026年9月
故障・買い替えを経験した166名のうち64.5%が「10年以内」に寿命を迎えたと回答。最多は6〜10年目でした。一方、前兆サインの設問では83.5%が「何らかのサインがあった」と答えています。
※本調査は株式会社Y・U・SがAIを活用したアンケート基盤により、東京都・埼玉県の飲食店経営者・オーナー・店長200名(30代以上・男女)を対象に実施したものです(2026年9月実施)。Q3は前兆サインに関する有効回答170名ベース、Q3・Q4は複数回答のため合計は100%になりません。
目次
1. 実際に壊れたのは「6〜10年目」が最多、10年以内が64.5%
2. 耐用年数を根拠を持って把握しているのは41.0%
3. 前兆サインの最多は「冷えの弱さ」、83.5%が何らかのサインを経験
4. 「特に前兆はなく突然止まった」も23.5%
5. 知りたいことの1位は「修理と買い替えのコスト比較」
6. 寿命サインを見逃さない3つのチェック習慣
7. 販売〜設置〜保守までワンストップ|株式会社Y・U・S
目次
1. 実際に壊れたのは「6〜10年目」が最多、10年以内が64.5%
「これまでに故障・買い替えとなった厨房機器は、何年目で寿命を迎えたか」を尋ねたところ、最多は「6〜10年程度」で33.5%(67名)でした。次いで「まだ故障・買い替えの経験はない」17.0%(34名)、「11〜15年程度」16.0%(32名)、「16年以上使えた」13.5%(27名)、「3〜5年程度」13.0%(26名)、「3年未満」7.0%(14名)と続きます。
故障・買い替えを経験した166名に絞ると、10年以内に寿命を迎えた割合は64.5%。「10年もつ」というよく聞く目安は、現場感覚としては「10年もてば御の字」に近いのが実態のようです。中古導入や設置環境によっては3年未満で壊れたケースも7.0%あり、同じ機器でも寿命のばらつきはかなり大きいことがうかがえます。
2. 耐用年数を根拠を持って把握しているのは41.0%
耐用年数の把握状況については、「業者や同業者から聞いた目安で把握している」26.5%(53名)と「メーカー公表値を確認して把握している」14.5%(29名)を合わせた41.0%が、何らかの根拠を持って把握している層でした。
一方で「なんとなく『10年くらい』と思っている」26.5%(53名)、「特に意識したことがない」23.5%(47名)、「使えなくなるまで使う方針なので気にしていない」9.0%(18名)と、感覚頼み・ノーマークの層が合計59.0%と過半数を占めています。日々の営業に追われるなかで、壊れていない機器の寿命まで気を配る余裕がない——そんな現場の実情が数字に表れた形です。
3. 前兆サインの最多は「冷えの弱さ」、83.5%が何らかのサインを経験
故障の前兆として実際に現れたサイン(複数回答・有効回答170名)は、「冷えが弱い・設定温度まで下がらない」55.9%が最多。「異音・振動が大きくなった」41.8%、「庫内や機器周りの水漏れ・結露」30.0%が続き、何らかの前兆サインを経験した人は83.5%にのぼりました。
冷えの弱さはコンプレッサーや冷媒系統の不調、異音はファンやモーターの摩耗、水漏れ・結露はドレン詰まりやパッキン劣化のサインである可能性があります。いずれも「様子見」しているうちに進行しやすく、真夏の繁忙期に一気に止まるという最悪のパターンにつながりかねません。
4. 「特に前兆はなく突然止まった」も23.5%
一方で、「特に前兆はなく突然止まった」という回答も23.5%ありました。4〜5台に1台は、予告なしに止まっているということです。
興味深いのは、耐用年数を根拠を持って把握している層では「突然止まった」が16.2%だったのに対し、感覚頼みの層では22.4%とやや高かった点です。サンプル数の限られた比較のため断定はできませんが、日頃から機器に関心を持っている経営者ほど小さな変化に気づきやすく、「突然」に見える故障が減る傾向があるのかもしれません。前兆の多くは、気づける人にだけ見えるサインだとも言えそうです。
5. 知りたいことの1位は「修理と買い替えのコスト比較」
今後知りたいこと(複数回答)では、「修理と買い替えのコスト比較」59.0%が最多で、「買い替えを判断する寿命サインの見分け方」54.5%、「機器ごとの耐用年数の目安」42.0%が続きました。
つまり経営者の関心は「何年もつか」そのものより、「いま直すべきか、買い替えるべきか」という判断にあります。使用年数が長い機器は、修理しても別の部品が続けて傷んだり、部品供給が終わっていたりすることがあり、修理費と買い替え費用、そして省エネ性能の差による電気代まで含めた比較が判断材料になります。
6. 寿命サインを見逃さない3つのチェック習慣
①温度を記録する:庫内温度計の数値を開店前に記録するだけで、「冷えの弱さ」の進行を数字でつかめます。設定温度まで下がるのに時間がかかり始めたら要注意です。
②音と水に気を配る:営業前の静かな時間帯に機器の音を聞く、機器まわりの床の水濡れを拭きながら確認する、といった習慣で異音・水漏れの初期サインに気づきやすくなります。
③使用年数を一覧にしておく:機器ごとの導入年をリスト化しておくと、6年目以降の機器を重点的に見る、繁忙期前に点検を入れるといった計画的な対応ができます。「突然止まった」の多くは、こうした備えで避けられる可能性があります。
7. 販売〜設置〜保守までワンストップ|株式会社Y・U・S
今回の調査からは、厨房機器の多くが10年以内に寿命を迎えている一方、耐用年数への意識は感覚頼みの店舗が過半数を占め、8割超が経験した前兆サインも見逃されやすい実態が見えてきました。株式会社Y・U・Sは、冷蔵機器・熱機器から水道・電気・空調設備まで、厨房づくりの全工程を各領域の専門スタッフが担当し、販売から設置・保守まで自社でワンストップ対応しています。中間コストを省いたリーズナブルな価格と高品質な施工を両立し、ホシザキ様や大和冷機工業様など業界トップメーカーからも継続的にご依頼をいただいています。「最近冷えが弱い気がする」「修理と買い替えで迷っている」という段階でも、お気軽に株式会社Y・U・Sへご相談ください。
※本調査は株式会社Y・U・SがAIを活用したアンケート基盤により、東京都・埼玉県の飲食店経営者・オーナー・店長200名(30代以上・男女)を対象に実施したものです(2026年9月実施)。